オフィシャルブログ2022.06.20

認知症と歯の関係

歯の健康と認知症の関連性は、
あらゆる研究で
明らかにされています。

ただ、
これまでの論文は
口内にいる細菌との関連性に
触れている研究はあるものの、

栄養や社会的な要因を通した
研究はありませんでした。

今回は、
昨年11月に公開された
東北大学の研究結果から
わかることを紹介します。

認知症の
リスク要因として
挙げられるのは?

高血圧や糖尿病など
栄養に関連する要因と

精神状態の悪化、
身体活動量・社会的交流の
低下などです。

栄養的な要因として、
体重減少と
野菜・果物の摂取、

社会的な要因として
閉じこもりと
交流人数(10人以上)をあげて、

それぞれが認知症発症に
どのような関連があるかを
調べました。

ここからわかったのが、
以下の結果です。

野菜や果物摂取を
できているかどうかで
男性は4.44%に対して
女性は8.45%、

交流人数の項目で
女性が4.00%に対して
男性は13.79%
因果関係がある。

野菜・果物の摂取では
女性が男性と比べて
約1.90倍、

交流人数では
男性が女性と比べて約3.45倍
高くなっています。

つまり、
「口腔状態を健康に保つ」と

社会関係の維持につながり、
適切な栄養摂取によって
認知症発症を予防できる
可能性があるわけです。

先にも書いたように、
会話するにも食べるにも
口を使います。

口腔状態がきれいかどうかで
社会的活動を維持できるか否か、
栄養摂取ができるかどうかが
決まるといっても
過言ではないでしょう。

歯の喪失は、
味覚が鈍ってくるなど
QOL(生活の質)低下の原因です。

なので、
歯が残っている人は
虫歯や歯周病の予防に
努めましょう。

たとえ歯を失っても、
しっかりと合った義歯を
入れておくことで
認知症発症のリスクは下がります。

自分の歯が
残っている人も
残っていない人も、
しっかりとメンテナンスを
行いましょう。

それでは!

あなたの歯が
ずっと健康でいられますように。

PS.
歯のもう1つの役割は
脳への刺激を送ることです。

咀嚼による刺激で
脳の血流量が2倍になり、
活性化されます。

健康な高齢者(平均70代後半)
78人の残存歯が平均9本、
認知症の人36人は平均3本という
報告もあり、
日頃からのケアがどれだけ
大切かがわかるでしょう。

コロナ禍で
通院できなかった人は、
今後の健康のために
治療・定期検診を
おすすめします。

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